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Author:アキオ
9年勤めていた会社を辞め、イタリアにて起業を決意!
日本のすばらしい文化、デザイン、クラフトをヨーロッパの
人々に紹介すべく会社を設立しました。

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DATE: CATEGORY:自分のこと
はやいもので12月。会社を辞めて、パリから越してきてからもう2回目の
クリスマスシーズンだ。
 
思い出してみれば、会社から帰国の話がでたのが05年の11月で、2年前の
年末休暇はドイツで、帰国をするか、こちらに残るか連日、嫁さんの両親も交えて
話していたものだ。

嫁さんとは、パリの前の赴任地ミラノに駐在しているときに知り合った。
2年ほど付き合ったあと03年の12月に結婚。それと同時にパリへの
異動と、良く考えれば、節目節目で移動ばかりしていたんだなあ。。。。

もちろん国際結婚なので、結婚を決める際には、将来のこと、また日本企業に
勤めている限り、遠くない将来、日本がベースになるということは
2人とも十分承知していたし、結婚後もそのつもりでいた。

なので、帰国が決まったときも、とどまるか、帰国をするかで迷ったのだ。

とどまる=>退社。帰国=>会社勤めを続行。

ただ、結婚後、パリで生活した2年間で、二人の中に将来は日本ではなく
ヨーロッパもしくは他の国(またいずれ書きます)でベースができれば
と考えはじめていたのが事実で、仮に日本に帰国をしても、いずれこの気持ちは
ぶり返すだろうと二人ともわかっていた。

 日本に帰って会社勤めをする場合、会社さえ大丈夫であれば、
とりあえず一定の収入は保証されるわけだが(最近はそうでもない??)
 こちらに残る選択をした場合、なんらかの食い口を見つけなければいけない。
これは正直、なかなか簡単なことではない。

 本当に迷った。辞令に従うか、自分たちの想いにチャレンジしてみるか。。

結局、最終的に僕たちがこちらに残る選択を取った理由は、チャレンジするなら
今が年齢的にもタイミング的にも一番いいタイミングだと判断させたことだ。
 
無論、日本に帰国してもその気があれば、いくらでもこちらに戻ってこれるわけだが、
一旦、向こうの生活にもどり、子供が産まれ、年を重ねていくと、決断には一層
のエネルギーがいるだろう。
 そうなった場合、不完全燃焼な気持ちを夫婦でぶり返して感傷に浸る姿を想像するような
ことだけは避けたかった。(おそらくそうなるだろうとわかっていたので)

だったら、今チャレンジしてみよう。うまくいけばよし。仮に駄目であっても二人で決めた
リスクの代償として、”チャレンジした”という事実は残るわけだ。

もちろん、辞めて何をするというあてなどゼロだったが、その瞬間から霧が晴れたように
迷いが消えていったのを覚えている。

2006年2月20日、出張でフランスのロアール地方に行く道中で上司から
着任の部署を知らされた。その次の日、事務所から上司に退社の意思を
電話で伝えた。
 
その日の夜は以前から楽しみにしていたDEPECHE MODEのコンサート。
嫁と二人会場に行き、不思議な気持ちで帰途についたのを覚えている。




 

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